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お知らせ幹細胞を呼び起こすオリゴフコダイン

2021/2/5

皆様は幹細胞についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。近年、再生医療の研究開発と臨床試験が加速的に進んだおかげで、化粧品業界においても“細胞活性”“次世代エイジングとしても注目されているトレンドです。そもそも、幹細胞とは私たち身体のなかに存在する細胞の中で自己複製能力と多分化能を持つ特殊な細胞です。私たちの体の中にはたくさんの細胞が存在し組織を形成していますが、それらは絶えず入れ替わりを続けています。幹細胞はその入れ替わりを正常に保ったり、組織がケガなどのダメージを受けた際に補充したりと非常に重要な役割を担います。昨今幹細胞が化粧品業界で着目されているのは、この自己複製能力と他の細胞に変化できる多分化能が肌再生などの観点より注目されているためではないかと思います。

 

今回ご紹介する幹細胞原料「Fuligo(フリゴ)」は、日本人によってはなじみのある海藻 ヒジキを由来とするオリゴフコダインを含有した水溶性のエキスです。フコダインは褐藻類に含まれるヌメリの成分で傷ついた部分を修復、乾燥を防ぐ機能があり、それらは健康へのメリットとしても数多くの研究が行われております。しかし化粧品業界では多糖ゆえの大きな分子量のため溶解性が悪いという問題がありました。そこでメーカーではヒジキより抽出したフコダインをオリゴフコダインにすることで様々な溶媒への溶解性を向上させました。オリゴフコダインは一般的な高分子のフコダインと比べて溶解性・浸透性に優れるだけではなく、幹細胞や線維芽細胞の増殖促進効果を有しています。

 

<溶解性の相性>

 

上記ではオリゴフコダインの溶解優位性に関してご紹介しましたが、フコダインが持つ幹細胞及び線維芽細胞増殖促進作用にいて一般的なフコダインとオリゴフコダインの差を検証いたしました。(TGF-β=線維芽細胞増殖因子)

 

<幹細胞に対するオリゴフコダインの効果>

オリゴフコダインは一般的な高分子フコダイン、低分子フコダインと比べ高い効果を発揮することがわかり、さらに分子量を単に小さくするだけではなく適切に調整することで幹細胞に対し増殖促進効果を発揮しやすいという結果となりました。

 

 

<線維芽細胞に対するオリゴフコダインの効果>

 

線維芽細胞に対する検証でもオリゴフコダインは高分子フコダイン、低分子フコダインと比べ増殖促進効果を有することがわかります。このことより、オリゴフコダインを含むFuligoは線維芽細胞の増殖を活性化させることにより適切なコラーゲン産生、皮膚のハリを向上させる効果が期待できます。

 

さらにメーカーではFuligoの保湿、肌密度に対する有効性を評価するため、40~50歳の女性被験者23名によるin vivo試験を実施いたしました。試験には2%Fuligoを含むエッセンスが用いられ、試験前、4週間後、8週間後の数値を測定いたしました。

 

<保湿効果>

 

2%Fuligo処方で処置することで、8週間後の肌水分量が約21%改善されることがわかり、Fuligoの高い保湿効果として評価することが出来ます。

 

<肌密度改善効果>

 

試験の結果2%Fuligo処方を処置することで、8週間後には約11.5%の肌密度が確認されFuligoにおける有効性が確認されました。

 

近年確実に進歩していく再生医療や臨床応用。その波は化粧品業界へも大きな影響を与えるでしょう。注目を集める幹細胞は今後さらに研究が進み、様々な分野で応用されることが期待できます。今回ご紹介したFuligoは私たちにとって身近な存在であるヒジキ由来の幹細胞活性成分ですが、弊社ではその他の幹細胞関連原料も取り扱っております。ぜひ本製品若しくは幹細胞原料にご興味お持ちの方はお気軽に cosme@gsi.co.jp までお問い合わせください。

 

 

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