皆様は、ビタミンCを1日にどれくらい摂取していますか。世界がん研究基金とアメリカがん研究財団が1997年にまとめたがん予防に関する15か条の勧告では「野菜と果物を、1年を通して1日400~800g、または1日5皿以上」食べることを推奨しています。それは大人の両手1杯が約100g程度の野菜に相当します。ビタミンCが不足すると壊血病、皮下出血、骨形成不全、貧血になるおそれがあります。

 

そんな、健康に重要なビタミンCを多く含んでいる食べ物は何だと思いますか。レモン?アセロラ?キウイフルーツ?今回ご紹介するスーパーフルーツ「カムカム」はなんと、ビタミンCがアセロラの約2倍、ローズヒップの約3倍、レモンの約60倍、キウィフルーツの約40倍も含まれているそうです。実はたくさんのビタミンCやポリフェノールを含んでいるこのカムカム(ミルシアリアデュビア果実)は化粧品でもご使用できます。今回は、ミルシアリアデュビア果実エキスを含む化粧品原料「Camu Camu Fruit Extract(BG)」をご紹介いたします。

「カムカム」は、南米アマゾン河流域で自生しフトモモ科に属します。木の高さは3mほどで、マングローブのような水中でも生育し、貴重な果実として扱われていました。現地では昔から健康にいい果物だと知られており、肌荒れ防止、風邪予防、便秘、肥満抑制、糖尿病、高血圧などの改善に昔からジュースにして飲まれてきました。

 

果実はさくらんぼのような2~3cmほどの真っ赤な球状です。収穫時期の12~3月頃になると緑色であったカムカムは、深紅色の完熟した果実になり、やがて水中に落下します。川には、この落下してくるカムカムを好んで食べる魚が集まります。魚は熟した果実を丸呑みしますが、大きな種がありますので、器用に果肉だけを食べて種を口からはき出します。種をはき出すとき魚の歯にあたり、「カカカ」、「シャムシャム」、「カカカカ」 などの音が聞こえ、それが「カムカム」に転化したと現地の人たちに伝わっています。

 

カムカムは、ビタミンCだけではなくポリフェノールも豊富です。ビタミンCは、メラニン色素の生成をおさえて、シミやそばかすを防いでくれる美容成分としても知られています。ミルシアリアデュビア果実エキスは、メラニンの生成を抑制し、シワやたるみを弾力のある肌に改善し、肌の潤いを保ちます。また、美白効果も期待できます。

 

ビタミンC豊富なカムカムの果実エキスを含む「Camu Camu Fruit Extract(BG)」にご興味をお持ちいただけた方は、cosme@gsi.co.jpまたは、〈お問い合わせページ〉よりお問合せが可能でございます。サンプルや製品資料のお問合せもお待ちしています。