皆様は「可溶化」とはどのような技術かご存知でしょうか。例えば、スキンケアにおいて欠かせない化粧水ですが、市販されている多くの化粧水は透明ですね。しかしながら、その透明な化粧水の全成分表示を見てみると油溶性の成分が配合されていることが分かると思います。
水に難溶な成分を配合した化粧品を作りたいときに使われる技術のうちの1つが「可溶化」です。水に溶けないものが溶けているように見える「可溶化」というこの技術は、見た目を透明に仕上げたい化粧水やジェル作りに利用されることが多くなっています。今回は、高性能な可溶化剤である「RESASSOL VH」と「RESASSOL VS」についてご紹介いたします。

 

RESASSOL VHとRESASSOL VSは香料や油溶性の原料の為の高性能可溶化剤です。常温で粘度の低い透明な液体の為、ハンドリングが容易でございます。匂いが殆ど無く、無色の液体で、透明な溶液を作ることが可能となっております。また、製造時に気泡を作らないので製造時間の短縮も期待できます。広範囲のpHにおいて安定しており、電解質の物質や強い電気分解に対しても耐性があります。刺激が少なく、アレルギー性もございません。また、マイルドな活性作用と洗浄作用を持ち、通常の可溶化剤よりも少量添加で可溶化できるので可溶化剤の多用によるべとつきを抑えることが出来るのも魅力でございます。

RESASSOL VHとRESASSOL VS を各10g用いた場合、一般的に難溶な下記の原料を何g溶かすことが出来るかを実験しました。比較対照としてPEG-40水添ヒマシ油を用いました。

 

高性能な可溶化剤であるRESASSOL VHとRESASSOL VSにご興味をお持ちいただけた方は、cosme@gsi.co.jpまたは、〈お問い合わせページ〉よりお問合せが可能でございます。サンプルや製品資料のお問合せもお待ちしています。