皆様は「タラソテラピー」をご存知でしょうか。
タラソテラピーとは、ギリシャ語の「タラサ(海)」とフランス語の「セラピー(療法)」からなる造語で、生命の根源である海の恵みを体内に取り込むことによって、身体の自然なバランスを取り戻すことを目的とした自然療法です。
その起源は古く、紀元前420年、近代医学の父であるヒポクラテスは、炎症や痒みを鎮めるのに海水浴や海水湿布を推奨しました。そして、フランスで長い歳月をかけて発達し、フランスで療法として確立されました。
海洋性気候の中で、海の資源(海水、海藻、海泥)を用いて、体内から活性化させ機能を高めていくタラソテラピーは、元々は身体機能の回復・リハビリテーション・健康増進のための療法技術として発達しました。
近年では予防医学やリハビリテーション、リラクゼーション、皮膚のトリートメント高く評価されるようになり、さらに健康的なダイエットやフィットネス、美容分野などでも取り入れられるようになりました。
今回ご紹介するのは、タラソテラピー(海水療法)発祥の地ブルターニュ産の海水を使用した、「濃厚海水」がコンセプトの海塩「Gulf Stream Sea Water」でございます。
海は生命誕生の場所であり、地球の水分の97%を占めている海水は生物が生きていくうえで最良の環境とされています。その優れた環境をより豊かにしているのが豊富なミネラルです。Gulf Stream Sea Waterは、世界有数のクオリティを誇り、タラソテラピー(海水療法)発祥の地としても知られる仏ブルターニュ地方の美しい海からミネラル豊富な海水を取水し、製造した化粧品用海塩でございます。
タラソテラピーの理論は血液と海水の生理学的類似性を基礎としており、人間の血液と海水は25種類以上の共通成分が含まれています。また、多くの実験結果が海水の生体適合性の高さを証明しています。
Gulf Stream Sea Waterの抗炎症効果について調べるため、in-vitro試験を実施しました。抗原(IgE)を加えられると好塩基球は炎症反応により活発となりヒスタミンやプロスタグランジンが放出されます。あらかじめ培地に本原料(0.2%および2%)と、生理食塩液(コントロール)を処置した結果、本原料を用いた場合には2%でおよそ90%好塩基球の活性(%)を抑制することが分かりました。
Gulf Stream Sea Waterは、特殊な製法により粒子が非常に細かいため、水に容易に溶かすことができます。海洋ミネラルなどの謳いでスキンケアやヘアケアの製品や、入浴剤にもおススメの原料でございます。
そんなタラソテラピー(海水療法)発祥の地ブルターニュ産の海水を使用した海塩「Gulf Stream Sea Water」にご興味をお持ちいただけた方は、cosme@gsi.co.jpまたは、〈お問い合わせページ〉よりお問合せが可能でございます。サンプルや製品資料のお問合せもお待ちしています。