皆様はコーヒーをお好きでしょうか。

中学生や高校生の頃は、なぜ大人があんなにコーヒーを美味しいと言っているのか理解ができませんでしたが、今ではコーヒーの美味しさに気づき仕事の休憩中や、仕事終わりに飲むと心身ともに癒されます。今回はそんな『コーヒー』の化粧品原料をご紹介いたします。

 

コーヒーのルーツはアフリカ中央部のエチオピアで、現地では自然の植生の一部となっています。コーヒーの文化を広めたのは中東(アラビア)の人々と考えられており、17世紀初頭に中東からの旅人がコーヒーを紹介しヨーロッパで味わえるようになりました。ブラジルにコーヒーが持ち込まれたのは1727年ですが、栽培が本格化するのは19世紀のことです。それ以降およそ150年間世界一の生産量を誇り、生産量は全世界の約3分の1を占めています。ブラジルのAQIA社は、ブラジル最⼤のコーヒー農協と協⼒し、ブラジル産コーヒー由来の原料を取り揃えています。

 

本日ご紹介するコーヒー豆由来原料のGREEN COFFEE OILと、GREEN COFFEE SCRUBについてご説明いたします。コーヒー豆の収穫は、飲用に適したチェリーコーヒーの量が多いときに行われますが、農家の豊富な経験に基づいて収穫日を決めていたとしても、収穫した豆の20%は飲用に適さない未熟なグリーンコーヒーであり、廃棄物とみなされてきました。

グリーンの段階では、溶出カリウムを⾼い割合で含有しており、灰分、カリウム、粗タンパク質、粗繊維、カフェインに加え、フェノール類も豊富です。初期段階で収穫されたグリーン段階のコーヒー⾖は、飲料としては優れてはいませんが、より⾼い機能性をもった化粧品原料としては推奨することができます。

AQIA社はグリーンコーヒーに新たな価値を見出し、化粧品原料としてアップサイクルして本原料を製造しています。飲料用途で廃棄されてしまう未熟な豆を活用した本原料は、グリーンコーヒーから圧搾したオイルと搾りかすを加工した粉末の2種類を提供しております。

グリーンコーヒーオイルは塗布することで細胞の修復の向上にはたらきかけ、細胞の層数が増加します。また、コラーゲンネットワークの密度を増加させ、コラーゲン⽣成の活性化を促す効果が期待できます。

 

コーヒー豆由来のアップサイクル原料『GREEN COFFEE OIL』と、『GREEN COFFEE SCRUB』にご興味をお持ちいただけた方は、cosme@gsi.co.jpまたは、〈お問い合わせページ〉よりお問合せが可能でございます。サンプルや製品資料のお問合せもお待ちしています。