皆様は、今年のトレンドカラーをご存知でしょうか。米パントン(PANTONE)が、2021年の「カラー・オブ・ザ・イヤー(Color of the Year)」として、「アルティメット・グレイ(Ultimate Gray)」と「イルミネイティング(Illuminating)」の2色を発表しました。カラー・オブ・ザ・イヤーは、ファッションや美容、インテリア、社会経済など多彩な領域を調査し、翌年のテーマカラーを毎年12月に発表しています。2種類の色が選ばれたのは2016年以来で、2度目になります。このイルミネイティングは、生き生きとした輝きを放つ明るく陽気なイエローのことを意味します。コロナウィルス感染拡大の影響もあり、様々な困難にぶつかることが予想される2021年ですが、イエローはポジティブなメッセージを表現するのにぴったりではないでしょうか。本日はそんな“Illuminating” yellowのイメージにマッチしたBIOFERM-Pine Seed Oil™をご紹介いたします。

 

海外ではPantone社が発表した今年のトレンドカラー“Illuminating” yellowをイメージできる化粧品のニーズがあるそうです。本原料BIOFERM-Pine Seed Oil™は、色がトレンドカラーに近しいことから、“Illuminating” yellowをイメージした処方づくりにもご活用いただけるかと思います。

 

BIOFERM-Pine Seed Oil™は、韓国メーカーRADIANT社の独自技術“BIOFERM™テクノロジー” によって松の実油を発酵、精製したオイルです。発効前と比較して、スキンニュートリションに効果的な脂肪酸含量が最大65%アップしています。優れた保湿効果とその保湿を継続する効果が期待できます。「松の実」は古来より不老長寿、滋養強壮を目的として食されてきました。漢方研究の最先端をいく韓国“春川”に拠点を構える Radiant 社は、高い有効性と安全性を兼ね備えた「松の実油」に着目しました。松の実油は珍しいピノレン酸と呼ばれる不飽和脂肪酸を約15%程度含み、このピノレン酸には、美肌効果やアレルギー抑制効果、かゆみ抑制効果があるといわれています。

 

「松の実油」の更なる可能性を引き出すため、独自技術 “BIOFERM™テクノロジー” を開発しました。 Radiant社は、本原料の製造に独自技術による発酵過程を設けることで、肌への有効性向上のみならず、優れた酸化安定性を実現しました。BIOFERM™テクノロジーとは、様々な発酵化粧品原料を上市してきたRADIANT 社の長年の経験と研究成果により実現した独自技術です。既存の油を独自の設備・技術で発酵させ、優れた質感と有効性を兼ね備えた油へと進化させることができます。植物発酵の過程で、微生物増殖が起こることによりリパーゼ活性が飛躍的に向上します。このリパーゼの働きにより高分子であるトリアシルグリセロールはジアシルグリセロールと脂肪酸に分解されます。分解の工程が終了した後、微生物層と油層を分離することで純度の高いBIOFERM-OIL が得られます。

元来、松の実油は豊富な不飽和脂肪酸(リノール酸やオレイン酸など)を含んでいます。不飽和脂肪酸は、肌に住む常在菌の栄養源となり、肌バリアを強化する働きが期待できます。BIOFERM-Pine Seed Oil™ は、発酵の過程を経ることで、従来の松の実油よりもさらに豊富な不飽和脂肪酸や、必須脂肪酸を含有させることに成功しました。

 

発酵前よりも、発酵後の松の実油(BIOFERM-Pine Seed Oil™)の方が高い抗酸化効果を示すことが確認されています。BIOFERM-Pine Seed Oil™ は、様々な酸化要因から肌を守り、健やかな状態をサポートする効果が期待できます。

また発酵させたBIOFERM-Pine Seed Oil™の方が、発酵していない松の実油よりも高い保湿指数を示しました。また長時間、高い保湿指数を維持していることから、処方に加えた際により潤いのある肌を保つ効果が期待できます。

In Vivo 試験では、プラセボと比べ、肌バリアおよび肌のキメの著しい改善効果が確認できました。

今年のトレンドカラー“Illuminating” yellowにマッチした原料「BIOFERM-Pine Seed Oil™」にご興味をお持ちいただけた方は、cosme@gsi.co.jpまたは、〈お問い合わせページ〉よりお問合せが可能でございます。サンプルや製品資料のお問合せもお待ちしております。