美肌への第一歩は保湿であると言われるほど、『保湿』は化粧品の最も基本的かつ重要な機能です。肌のターンオーバーを正常に行うなど健康な肌の状態を維持するためには必要不可欠でございます。肌に十分な水分が行き渡らず、乾燥している状態では、肌本来が持っているバリア機能が低下してしまいます。肌のバリア機能が低下すると、さらに肌から水分が蒸散しやすくなります。その結果的として、ニキビやしわ、くすみといった肌トラブルを引き起こす原因となります。うるおい不足の肌では、紫外線の影響を受けやすくなるためシミやそばかすもできやすくなります。そんな基本的かつ重要な『保湿』効果を画期的なアプローチで肌に与えるのが『HYDRACHRYSUM™』でございます。
『HYDRACHRYSUM™』は、強い日差し、強風による乾燥、に耐える能力を持っている「ヘリクリスムストエカス」由来でございます。水分が極めて少ない環境でも枯れない永遠の花と言われております。
豊富に栄養がつまった植物幹細胞(カルス)を安定的に増やすことが可能な培養技術である、最新の植物幹細胞 培養技術『CELTOSOME™テクノロジー』によるサスティナブルな製法を使用しています。製造毎の植物採取が不要であり、抽出溶媒も使用していないため、環境に配慮しつつ植物に備わる栄養成分を丸ごと原料化することが可能です。
皆様は、LACUNAE(ラクナエ)についてご存知でしょうか。ラクナエとは、角質層の隙間に存在する水分保持機構でございます。角質細胞間の水分クッションのような機能を発揮し、細胞外の水分を蓄える役割を果たし皮膚の保湿を促進します。実は、日本ではまだあまり知られておりません。HYDRACHRYSUM™はラクナエの数を増やすことによる画期的保湿メカニズムに着目しました。
バリア機能を損傷させて極度の乾燥状態を再現した皮膚組織においてラクナエの数☆を計測しました。テープストリッピングにより皮膚のバリア機能を損傷させた 3 つの グループで視覚的にラクナエの数の測定を行いました。テープストリッピングの 1 時間後、 1 日 1 回、 5 日間にわたって処方を塗布しました。HYDRACHRYSUM™1%処方、グリセリン 0.36%処方、未処理の3つのグループの結果を比較しました。その結果、未処理と比べて、5 日間でラクナエの数が 150% 増加することが確認できました。また、グリセリン0.36 %処方と比較して 82% 増加しました。細胞外の水分を蓄えて皮膚の保湿を促進するラクナエの増加は、従来に無い効率的な肌の保湿を可能とします。
また、乾燥肌の22名被験者に、21日間にわたって1日2回、足にHYDRACHRYSUM™ 1%処方とプラセボ処方(+グリセリン0.36%*)を塗布しました。21日後に水分量を測定し、わずか21日間において肌の水分量が47%増加し、プラセボ処方(+グリセリン0.36%)と比較して32%もの水分量の差が確認できました。
水不足に耐える永遠の花”ヘリクリスムストエカス“由来の植物幹細胞原料『HYDRACHRYSUM™』は、乾燥肌の問題の核心に働きかけ、肌の保湿力を高めることで、炎症と乾燥の悪循環を断ち切る革新的な保湿原料でございます。ご興味をお持ちいただけた方は、cosme@gsi.co.jpまたは、〈お問い合わせページ〉よりお問合せが可能でございます。サンプルや製品資料のお問合せもお待ちしています。