皆様も一度は悩まれたことのある“ニキビ”。
ほとんどの人が経験する皮膚疾患であり、主に顔周辺でできるため悩まされることも多いと思います。治るのに時間がかかる場合や、次々と新しいニキビが出てくる場合もあり、厄介な皮膚疾患の一つです。
ニキビができる原因としては、様々かと思われますが主に下記の3つが挙げられます。
1.過剰な皮脂分泌
2.毛穴の詰まり
3.アクネ菌の繁殖
今回ご紹介するPhlorogine CVは、過剰な皮脂分泌を抑制する効果や毛穴の角栓を防ぐ収斂効果が期待できる原料です。
本原料に使用されているラミナリアサッカリーナ(Laminaria Saccharina)は、フランスのブルターニュ地方に生育する褐藻の一種であり、Sea Snail(海産巻き貝)による食害の危険に日々脅かされています。Sea Snailはただ海藻を食べるのではなく、酵素を分泌することで海藻を溶かしながら食べるため、多くの海藻は成す術もなく大きな被害を受けてしまいます。
しかしながら、ラミナリアサッカリーナは、Sea Snailからの食害に抗う術として葉状体からポリフェノールを分泌する能力を持っており、Sea Snailの酵素による加水分解を防いで、被害を最小限にとどめています。
上記のストーリーにヒントを得て開発された本原料には、豊富な海藻由来のポリフェノール(100 - 500mg/l)が含まれており、アクネ菌から分泌されるリパーゼという脂肪分解酵素を抑制することで刺激性を有する遊離グリセロールや遊離脂肪酸に分解されることを阻害します。したがって、皮膚の炎症要素に対して特異的に作用し、ニキビ肌を鎮静化させる効果がございます。
【抗リパーゼ効果】
【皮脂分泌抑制効果】
被験者:18-30歳の脂性肌である男女被験者30名
試験期間:本原料1%を含んだクリーム製剤を1日2回適用で、28日間処置
上記データ以外にも、抗老化に着目したプロテアソーム活性データや収斂効果データもございます。
ご興味をお持ちいただけた方は、cosme@gsi.co.jpまたは、〈お問い合わせページ〉よりお問合せが可能でございます。サンプルや製品資料のお問合せもお待ちしています。
【推奨配合量】1%
【キーワード】#ニキビ#皮脂分泌抑制#毛穴ケア#収斂効果#プロテアソーム活性#ポリフェノール