先月、開催されました『CITE JAPAN 2021』では、多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。

 

今回は、展示されました新原料の中から、SDGsのトレンドワードをイメージさせるアップサイクル工程を取り入れた“ALGAKTIV UpLift 10x”をご紹介させて頂きます。

アイスランドの北極水に存在する緑藻類の一種ヘマトコッカスプルビアリス(Haematococcus pluvialis)は、様々なストレス下(紫外線、高温、高塩分)で膨張して緑色→赤色に変色し、アスタキサンチンを蓄積することで知られています。

 

ヘマトコッカスプルビアリスに蓄積されているアスタキサンチンは、一般的に機能性健康食品や飲料等様々な用途で使用されますが、残った空の細胞壁は副生成物(バイプロダクト)として、従来廃棄されていました。しかしながら、ALGAKTIV社はヘマトコッカスプルビアリスの空の細胞壁を有効活用するため、捨てられるべき廃棄物に付加価値を付け、別商品に変換させる“アップサイクル”工程を取り入れ、化粧品原料へと転換させました。

また、北極海で採取し、アイスランドで培養した​ヘマトコッカスプルビアリス細胞壁を原材料とする本製品は、​海水と光と二酸化炭素の力で製造されるエコサスティナブルな原料である。

本原料で使用されている細胞壁には、多糖類が豊富に含まれていることからEGF様作用があり、コラーゲンやエラスチン等で構成されているECM(細胞外マトリックス)を強化します。このECMを強化することは、バリア機能や肌の“ハリ・弾力・潤い”に欠かせません。

 

ECMを強化する事で、シワ・ハリが改善することはもちろんの事、本原料では顔周りのデータで涙袋のたるみが改善され、ボディでのデータではストレッチマーク(妊娠線、肉割れ線)の色調・長さを改善しているデータが特徴的です。

最近、話題となっているSDGs関連原料の一つとしてご提案できる点、マスクで隠れない涙袋のたるみケアとした商品にオススメです。

 

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