気温がぐっと下がり、朝寒さで起きられなくなるほどすっかり冬の気候となりましたね。空気も乾燥してお肌の不調も増えてくる季節です。冬のお肌悩みといえば「乾燥」が代表的ですが、その乾燥はシワやたるみの原因となることもご存じの方は多いかと思います。本日は韓国Radiant社の自社農園で栽培されているアスパラガスを素原料とし、顔の皮膚を支える柱(ピラー構造)を保護、強化してたるみを改善する水溶性エキス Elapillar をご紹介いたします。
Elapillarの素原料となっているアスパラガスは世界中で食用として流通していますが、その栄養面は非常に優れており、アスパラガスから発見されたことにちなみ命名されたアスパラギン酸等のアミノ酸をはじめ、体の免疫システムに重要な役割を持つグルタチオン、毛細血管を強くするような働きを持つルチンなどの抗酸化物質、ミネラル、ビタミン類、そして保湿効果の高い糖類フルクトースなどアンチエイジングにとっても有益な成分の宝庫なのです。今回はさらにその有益な成分を引き出すため、ミネラルやフルクトースの含有量がピークとなる2年目に発芽したアスパラガスのみを使用し抽出しております。
さて、先ほど「柱(ピラー)構造の保護、強化」とお伝えしましたが、肌は表皮、真皮、皮下組織と重なり合っており、その真皮部分を支えているのが柱(ピラー)状構造体となります。この柱(ピラー)状構造体はコラーゲンとエラスチンなどで構成されているのですが、加齢により柱(ピラー)状構造体「アンカー構造」が消失してしまうことが判明しています。本原料は柱状構造の構成要素であるコラーゲン、ヒアルロン酸の産生を促す脂肪細胞から分泌される蛋白アディポネクチンの産生を活発にする効果が確認されています。アディポネクチンは脂肪細胞の肥大化を防ぐ働きを有することから、肌を支えている柱の土台部分を適正に保つことが期待されており、またアディポネクチンは柱状構造の構成要素であるコラーゲン、ヒアルロン酸の産生を促し、加齢とともに消失する柱(ピラー)の強化となります。この柱状構造の強化を行うことで、顔のたるみなどの改善へとつながっていきます。
Elapillarは、アディポネクチンの分泌を増やすことで脂肪細胞の肥大化を防ぐことで柱状構造の土台を保護し、アディポネクチンのコラーゲン、ヒアルロン酸産生促進効果で柱状構造の強化、ハリ、弾力の向上が期待できます。以下は、それら複数マーカーにおいて有効性を示したことを受け行ったIn-Vivo試験のデータです。
本試験はElapillar 2%を配合したエッセンスを被験者10名に塗布し、試験期間2週間での処置部位(顔の花から口元にかけて6㎝×5㎝の範囲)の弾力性を測定器を用いて測定し、写真によるシワ、たるみの評価を行いました。試験の結果、2%のElapillarを塗布することで皮膚の弾力性度合いは徐々に増加し、2週間後には約34%の改善及びシワ、たるみの著しい改善が認められました。
肌のハリや弾力は見た目の印象を変え、若々しい肌を保つためにはとても重要ですよね。いつまでも若々しい見た目を保つためには内側の構造からしっかりと整える必要があります。今回ご紹介が出来なかったその他のデータ等もございますので、Elapillarにご興味を持っていただけた方はぜひ cosme@gsi.co.jp までお問合せください。