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今回のテーマは、 “セルロース由来のO/W乳化剤” です。

 

セルロースは、地球上に最も多く存在するともいわれる炭水化物のひとつでもあり、その豊富なリソース・可能性から、日用品から医薬品まで幅広い用途に加工・使用されております。化粧品の素材としても注目を浴びておりましたが、天然志向の強い化粧品への使用には課題がありました。それが、ケミカルな処理工程です。化粧品原料として提供されていた従来のセルロースは、結晶セルロースと呼ばれるものが中心であり、大抵、酸処理(ケミカル処理)が行われてしまっておりました。そのため、ナチュラル系を意識した化粧品への配合は難しい状況となっておりました。

今回、ご紹介させて頂きますSensofeel MFCシリーズは、地球が抱える豊富な資源「セルロース」を、地球にも人にも優しく使用することを志し、開発された乳化剤です。ミキサーでの攪拌等の物理的な処理工程を行い作られた、ミクロサイズのセルロースネットワークが、油滴・水滴を絡め取り、O/Wの乳化物を本原料単体でも作り上げることが可能です。セルロースネットワークによる含量分散効果からメイク製品にもオススメです。また、その独特の製造工程から、COSMOS認証や天然志向の高い最終製品への配合にも活用できる原料となっております。

パウダータイプ と ハイドロゲルタイプ

Sensofeel MFCシリーズでは、コストパフォーマンスに優れたパウダータイプの「A-Sensofeel MFC」とハンドリング性に優れた「E-Sensofeel MFC 5」の2タイプをご用意しております。使い方・製造設備・処方に合わせて使い分けて頂くことが可能です。

+α の効果: 感触・粘度を変えずに沈降防止

Sensofeel MFCシリーズですが、O/W乳化物が作れるという使い方以外にも、いくつか機能性を併せ持った素材です。ここでは、沈降防止に焦点を絞ってご紹介させて頂きます。

 

粘度の低い化粧水などの処方へ、パール剤や顔料などを配合した際に、沈降してしまった経験はないでしょうか?そんな時は、ガム類を追加配合して粘度をあげて、沈降防止を図るのがオーソドックスな対処法かと存じます。しかしながら、ガム類を加え粘度あげてしまうと、必然的に、配合前よりもベタベタ感触の処方になってしまい、使用感の悪化につながってしまうケースもございます。

Sensofeel MFCシリーズは、多量に配合しても、大きく粘度が上昇しない物性がございます。下記データのように、少量のキサンタンガムと併用することで、処方中のセルロースネットワークが、感触にほとんど影響を与えることなく、沈殿防止効果を発揮します。処方がもともと持っている優れたフィーリングを損なうことなく、外観も妥協しない処方づくりのお手伝いができる原料でもあります。

 

 

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他にも、有用な機能性を併せ持つSensofeel MFCシリーズの詳細は、下記の動画から確認可能です。

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