GSIクレオスの原料紹介コーナーを閲覧頂きありがとうございます。
今回は、デオドラントに活用可能な原料のご紹介です。
皆さんは、スメルハラスメント(略してスメハラ)という言葉をお聞きしたことがあるでしょうか?
新聞などでも取り上げられているのですが、においで周囲を不快にさせる嫌がらせのことを「スメルハラスメント」(スメハラ)というそうです。高温多湿で汗のにおいがこもりやすい季節が到来し、職場の同僚の体臭に悩まされるケースもあるそうなのですが、においの指摘は人の尊厳を傷つける可能性もあり、難しい問題ともなっているとのこと。
厚生労働省はパワハラやセクハラだけでなく、妊娠や出産、育児や介護休業など、多岐にわたるハラスメントについてガイドライン(指針)を設けていますが、スメハラには明確な基準はなく、判断が難しい状況にある様子です。
【参考】https://www.sankei.com/article/20240702-WGJGMYRERBMTJNE2KU75VDSMII/
ひょっとすると、気づかないうちにスメハラの原因になってしまっているかもしれません。
“制汗剤”という選択肢、待った方がいいかもしれません
体臭対策といえば、“制汗剤”というのがセオリーではありますが、待った方がいいかもしれません。
制汗剤として多用される「アルミニウム化合物」が抱える課題をご存じでしょうか?
アルミニウム化合物からなる制汗剤は、身体の自然な発汗を妨げてしまい、汗の本来の目的である体温調節がうまく行われなくなる可能性がございます。また、金属アレルギーを誘発してしまう可能性や、自然環境での生体濃縮につながる可能性も懸念されるため、環境先進国である欧州などにおいて、使用を避ける動きが広まっております。
さらに、衣服に付着すると、繊維の間に入り込み、色味が変わってしまうという問題もあります。本記事の読者は、「フランス人は10着しか服を持たない」という本を読んだことはありますでしょうか?本当に質の良いものを選び、大切に着る、自分に合うものを大切にするという考え方を教えてくれた、貴重な書籍であったと記憶しております。余談ですが、社会人になったばかりの筆者の価値観に非常に影響を与えてくれました。このように、気に入ったものを大事に使い続けるという考え方に、アルミニウム化合物は反していることが、欧州での使用忌避にもつながっているのだと予想しております。
デオドラントなら「アルミニウム化合物」が抱える課題を回避可能!
デオドラント原料なら、アルミニウム化合物が抱える懸念を回避して、臭いのトラブルを解決できる化粧品処方の開発が可能です。今回は、臭いの原因別に3つご提案しております。
肌常在菌によって発生する臭い → dermosoft decalact liquid MB
汗が分解されて発生する臭い → dermofeel TEC ECO
発生・付着してしまった臭い → TEGODEO PY88G(新原料)
特に、TEGODEO PY 88 Gは、臭いの吸着が可能な原料であり、タバコ臭・オニオン臭、そして、パーマ剤・カラー剤の薬品臭まで吸着可能と用途の幅が広いことが特徴です。
これら3つのデオドラント原料について特集したセミナー動画を掲載しております。データも含めご説明しておりますので、より詳しく原料紹介をお聞きになりたい方は、是非ご覧くださいませ。
これらの原料を組み合わせて、安定したパフォーマンスを発揮可能なデオドラント化粧品を作ってみませんか?
サンプルや技術資料等ご用意しておりますので、気になった方はぜひ、cosme@gsi.co.jpまでお問い合わせくださいませ。ご興味をお持ちいただけた方は、cosme@gsi.co.jpまたは、〈お問い合わせページ〉よりお問合せが可能でございます。サンプルや製品資料のお問合せもお待ちしています。
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