皆さんは、我々の肌を構成するコラーゲンについて、どの程度ご存じでしょうか? 化粧品・健康食品の訴求文句でよく出くるため、身体にとって大事な役割を果たしている認知はあるものの、コラーゲンの構造に関しては、まだ知らないという方も多いのではないでしょうか?
コラーゲンとは、タンパク質の一種です。我々の体の30%程度はコラーゲンによって構成されているといわれており、肌のコンディションとも大きなかかわりがあります。コラーゲンは肌のみならず、身体において様々な役割を果たしていますが、加齢とともにコラーゲンの量が減少することがわかっております。 このコラーゲン量の減少に伴う、老化症状に抗うため、永年、様々な化粧品有効成分が開発されてきました。
その開発競争に、一石を投じることができる成分、それは、GSIクレオスがプロデュースする『マリンプロコラーゲン®』です。
What is マリンプロコラーゲン® ?
マリンプロコラーゲン®とは、肌を内側から再構成するコンプレックスであり、コラーゲンペプチド と スペルミジン の2成分からなる即効性アプローチを可能にした原料です。
What is コラーゲンペプチド ?
コラーゲンペプチドは、最小2つのアミノ酸からなるペプチドであり、コラーゲンよりも優れた浸透性を有します。アミノ酸、プロリン(Pro)・ヒドロキシプロリン(Hyp)・グリシン(Gly)の3つのアミノ酸からできています。これら3つのアミノ酸は、コラーゲン繊維の57%以上を構成しており、肌にとって必要不可欠なアミノ酸でもあります。
(コラーゲン分子は、皮膚のコラーゲンネットワークが構築される深部まで到達不可)
What is スペルミジン?
スペルミジンは、アンチエイジング分野や健康食品分野で注目されているポリアミンの一種。細胞は、増殖と分化を繰り返すことで健康な状態を維持していますが、その過程で必要になる成分の一つが、ポリアミンです。細胞の活力にかかわるミトコンドリアの機能維持、オートファジー作用による細胞生存力の向上といった、生きていくうえでの必須機能と密接なかかわりがあります。しかしながら、加齢とともにポリアミンの生体内濃度は低下するため、免疫力の低下や、老化症状の一因となることがわかっています。
有効性データ
今回ご紹介するALGAKTIV Collageという原料は、有効成分『マリンプロコラーゲン®』を有しており、浸透性に優れたコラーゲンペプチドが即効性の効果を、スペルミジンが長期的・劇的な改善効果を担っています。
数あるデータの中でも、目を引く、即効性保湿効果 と 即効性シワ軽減 を紹介させていただきます。
コラーゲンペプチドに含まれる3つのアミノ酸 プロリン・ヒドロキシプロリン・グリシンは、その構造から水分を捕まえて、肌の中に引き込む性質を持っています。そのため、マリンプロコラーゲン®があると、たった10分から、肌の水分量に大きなアドバンテージを与えることができます。下記臨床データのグラフから、数字で違いが判るかと存じます。
また、保湿に伴うシワ軽減の効果もたった10分から確認できております。
こちらは写真データとなっておりますので、わかりやすいデータとなっております。
今月、ALGAKTIV社の担当者が来日された際のトークで印象に残った言葉があります。
日本よりも、一層、ウェルビーイングの考え方が浸透している欧州在住の担当者だからこそ出てくる言葉なのかなと、しみじみ感じました。
“即効性のシワ消し処方といえば、ポリマーで物理的にシワを延ばす処方が一般的だが、それは、それは本当にその人のためになっているのだろうか?ポリマーは何回使っても一時しのぎにしかならない。だが、肌の内部でインサイドアクションを起こせる即効性のシワ消し原料なら、使い続けることで、本当のシワ消しになる”(意訳)
ALGAKTIV Collageは、瞬時に潤いを与え肌の再構築を促すことができるコンプレックス原料です。今回の投稿でお見せしたのは、マリンプロコラーゲン® がもつ魅力の一片です。まだご紹介できていないシナジー効果や、ALGAKTIV社が得意とするInVivo試験の写真などがございますので、後日配信予定です。
本原料にご興味をお持ちいただけましたら cosme@gsi.co.jp までお気軽にお問い合わせください。