レチノールに代わる今注目成分「CycloRetin™」
近年、スキンケア業界ではペプチド成分への注目が高まっています。その中でも、天然植物由来の環状ペプチド「CycloRetin™」は、従来の成分とは異なる独自の作用機序を持ち、安全性と高い効果を両立する、レチノールに代わる次世代のアンチエイジング成分です。
安全性と効果を両立する新作用機序
CycloRetin™は、肌内部に存在するレチノール(ビタミンA)を最大限に活用する独自のメカニズムを備えています。これにより、直接的な成分刺激を抑えながらも、レチノールの持つエイジングケア効果を効率的に引き出します。高い安全性を保ちつつ、効果的な肌の改善を目指せる点が大きな特長です。
28日間の臨床試験で証明された高いシワ改善効果
28日間の使用における臨床試験では、目じりの小じわに対して有意な改善効果が確認されました。レチノール0.3%を超えるシワ改善効果を実証し、短期間で肌のなめらかさの向上が科学的に裏付けられています。さらに、フェイスラインの引き締め効果も認められ、総合的なエイジングケアが期待できます。
環状ペプチドと線状ペプチドの違いを知っていますか?
環状ペプチドの特徴と皮膚浸透性の比較
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環状ペプチド(左図)
環状ペプチドは分子の形状が環状(リング状)で、直鎖型ペプチドに比べて構造が安定しており、形状や構造の変化が少ないため、皮膚への浸透性が高いことが特徴です。- 必要エネルギーが低い
- 形状が固い環状構造で、皮膚内への浸透が良好
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直鎖型ペプチド(右図)
一方、直鎖型ペプチドはU字形に折りたたまれやすく、浸透時に分子の回転や時間がかかるため、エネルギー消費が高くなります。結果として、皮膚への浸透が環状ペプチドよりも難しくなります。
実証モデリングと効果
- 人工知能を用いた実証モデリングにより、環状ペプチドは直鎖型ペプチドと比べて約19倍の高い浸透性を持つことが明らかになりました。
- これにより、環状ペプチドは皮膚バリアをより容易に通過し、肌内部で効果を発揮しやすくなっています。
まとめ
環状ペプチドは、形状の安定性と低い浸透エネルギーにより、直鎖型ペプチドよりもはるかに高い皮膚浸透性を持ちます。この特性が、CycloRetin™のような次世代アンチエイジング成分の高い効果と安全性の基盤となっています。
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