カランジャオイル??
日焼け止めの処方を、できるだけクリーンかつシンプルに仕上げながら、もうひと押しSPFを伸ばしたい。そんな処方開発者に注目してほしいのが、天然・オーガニック由来のUVプロテクションブースター「COSM’OIL KD-S(表示名称:クロヨナ種子油)」です。(別名:カランジャオイル)
カランジャオイルは、脱臭と低着色の両立が難しいが、、、
COSM’OIL KD-Sは、インド原産のカランジャ(Pongamia glabra)の種子を圧搾し、フランスでCOSMOS/ECOCERT規格に準拠して精製・脱臭したオイル。
一般的にカランジャオイルは脱臭と低着色の両立が難しいと言われますが、長年の取り扱い実績をもつCosmact社の技術により、化粧品用途で扱いやすい低臭・低着色グレードを実現しています。中国NMPA登録済で、グローバル開発にも対応可能です。
ユニークな脂肪酸組成
このオイルがユニークなのは、フラボノイド(ポンガモール、カランジン)由来のUVA/UVB吸収能を持ちながら、単なる「天然吸収剤」ではなく、無機系UVフィルターの分散性を高めてSPFを底上げする“ブースター”として機能する点。
粒子の凝集を抑える天然由来の溶剤として働き、特にコーティングされていない酸化チタンや酸化亜鉛との相性が良好です。
エビデンスがある植物オイル
実測データも心強い結果です。
・酸化チタン7%、酸化亜鉛約9%、EHMC(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)7.5%配合の処方で、COSM’OIL KD-Sを約8%併用すると、SPFが37 → 40.4へ約9%向上。
・酸化亜鉛約15%の処方で、COSM’OIL KD-Sを約11.25%併用すると、SPFが13.6 → 16へ約18%向上。 一方で、有機吸収剤を主に組み合わせた配合ではブースト効果が出にくく、KD-S単体ではSPF向上は期待できません。狙うべきは無機フィルターとのシナジーです。
COSM’OIL KD-Sの中身にも注目。脂肪酸組成はオレイン酸(オメガ9)50%以上、リノール酸(オメガ6)15%以上、リノレン酸3%以上などを含み、油相の分散性・溶解性を高めるのに有利。スキンケア面では、抗炎症・抗菌・抗老化に寄与すると言われる知見もあり、日中用乳液やデイクリームなどへも心地よく組み込めます。
防腐設計の面でも“ブースター”として活躍したデータもあります。
まとめ
使い勝手の良さも魅力です。ミネラル主体の処方で課題になりがちな塗布感の粗さも、分散性の向上で改善が期待できます。
サステナビリティ面では、COSMOS/ECOCERT準拠の製法と、原料段階からの一貫した評価・管理が特徴。クリーンビューティを意識した製品では、天然・オーガニックの訴求を保ちながら、機能面で“手応えのある差”を出せるのは、Cosmoil KD-Sならではと言えるでしょう。
こんなニーズにおすすめです。
・ミネラル主体(酸化チタン/酸化亜鉛)での高機能サンケアを目指す
・ナチュラル処方でSPFの“あと一歩”を稼ぎたい
・中国展開も視野に入れつつ、オーガニック認証化粧品を作りたい
天然×機能で、UV設計の自由度を一段上げるCOSM’OIL KD-S。
(SPF値はあくまで代表処方でのin vivo結果です。最終製品の表示や効果は、各社の実処方にて適切な評価と法規確認を行ってください。)
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