読者の皆様は、どんなシャンプーを普段お使いでしょうか。今回は、ちょっと変わった形のシャンプー処方と共に、水資源節約処方のトレンドをご紹介したいと思います。
昨今、SDGsの知名度向上の影響もあり、欧州を中心に、飲料用に使用可能な水(淡水)資源を嗜好品に使うのはもったいないのではないかという考え方が広まっております。我々日本人は、水資源に恵まれており、淡水の節約といわれてもイメージしづらいですが、世界規模で見てみると、地球上で私たち人が使用可能な淡水が、どれだけ限られたものであるのか、下記の図からお分かりいただけるかと存じます。
こうした傾向を踏まえて、飲料用に使用可能な水(淡水)資源の節約に重きを置いた化粧品が多数生まれております。その一つのソリューションが、“シャンプーバー”です。固形シャンプーといった方がイメージしやすい方もおられるのではないでしょうか。
液体シャンプーと異なり、シャンプーバーは水を含まないことから、水資源の節約という考え方に即しております。また、液体シャンプーよりも体積・重量面で優れることから、物流における環境負荷の低減に貢献できるという考え方にもつながるそうです。
GSIクレオスでは、このような海外トレンドに則った処方情報の提供も行っております。今回ご紹介した“シャンプーバー”の処方例は、上記のリンクで公開しておりますので、ぜひ皆様の業務に役立てて頂ければ幸いです。また、各処方で必要な原料のご提供も賜っておりますので、ぜひ cosme@gsi.co.jp までお気軽にお問い合わせください。
GSIクレオス掲載の処方例一覧:
https://www.cosmetic-info.jp/form/result.php?corpID=686
シャンプーバー処方の関連原料記事:
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